舞い上がったスノーボード板が空中でスピンを決めながら、真っ青な空に雪の軌跡を描く・・ 「あんなにクールなジャンプやトリックができるようになりたい!」 そんな気持ちに突き動かされるように、毎年のようにゲレンデに足を運んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、アクロバティックであるほど、リスクは大きくなるもの。10年以上スノーボードを続けている上級者やトップライダーでさえ、トリックが失敗して大けがを負ってしまうこともあるのです。
特に転ぶことが当たり前な初心者にとっては、「プロテクター」は欠かせません。 もちろん、プロテクターを付けていてもケガをすることはあります。 しかし、大けがをして何ヶ月も病院で過ごしたり、一生残る後遺症を負ってしまう可能性をずっと少なくすることはできます。
お金には代えられない体を守るため、当店GOLGODAが厳選した本当に上質なプロテクターアイテムを見ていきましょう。
ヒップを守るスノーボードプロテクター『ケツパッド』
初心者のうちに特に多いのが、お尻から後ろに向かって転ぶケース。 柔らかい新雪の上ならまだしも、踏み固められて氷のように硬くなった雪の上に何度も転倒すると打撲傷になったり、尾てい骨へもダメージがあります。
そんな場合に効果的なのが『ケツパッド』と呼ばれるプロテクター。腰回りを全体的にパッドで保護してくれるので、安心して転ぶことができます。 しかも、スノーボード板の着脱などで雪の上に座ったときの冷たさを軽減してくれる効果もあります。
ケツパッドは初心者にとっては特に重要ですので、性能の高いものを選びたいところ。そこで、GOLGODAがおすすめするのは20年続く日本の老舗ブランド【eb’s】発の「HIP PROTECT」というモデルです。
硬質シェルで優れた保護力を実現しつつも、パッドを5つに分ける構造で抜群の伸縮性・フィット感を両立させています。 中心部はPE板を内蔵した3層21mmパッドで特に保護し、左右は2層18mmパッドを配置。 パッドはすべて着脱可能なので、自分でカスタマイズして理想の使い心地を追及することもできますね。
また、「下半身全体」を生地で覆えるロングタイプのヒッププロテクターもあります。スノーボードは特にヒザを使うスポーツなので、膝周りが自由に動くことが非常に大切。
そこで、ロングタイプならストレッチ素材でフィット感抜群の「HIP PROTECT LONG-XRD」がおすすめです。 HIP PROTECT LONG-XRDは、カバー範囲が広いだけでなく、上で見たHIP PROTECTよりもさらに保護力の高いプロテクター。中心部はPE板に加えて4層28mmのパッドが、その両側には2層20mmパッドが6個配置されています。 サイド部のパッド・ヒザパッドもセットで付いているので、下半身のはこれ一つですべてカバーできてしまいます。
HIP PROTECT LONG-XRDの詳しいスペックはこちら
ヒジへの衝撃を吸収するスノーボードプロテクター『ヒジプロテクター』
特に初心者に多いのは、前方や左右に倒れる時「手首を守ろう」としてついヒジから倒れてしまうこと。 たしかに手首は特に痛めやすい部位ですが、雪が硬いとむしろヒジのほうが衝撃がダイレクトに骨や肩の関節に伝わってしまい危険です。 また、ジャンプやレール、BOXやハーフパイプなどの技が失敗した時にも打ちやすい部位です。
このように、『ヒジプロテクター』は初心者にとってはもちろん、レベルが上がってきてからも欠かせません。 そこで当店GOLGODAは、「ELBOW PAD-PORON XRD」というモデルをおすすめします。
こちらも吸いつくような伸縮性の高さが特徴で、転びそうになった一瞬でも抵抗なくヒジを動かして体をガードできます。カラーは3種類で定番のブラックだけでなく、スカイブルーやピンクといったパステルカラーからも選べます。
ELBOW PAD-PORON XRDの詳しいスペックはこちら
スノーボードでのトリックに必須『ヒザプロテクター』
足がスノーボード板に固定されているので、初めのうちはヒザから転ぶことはあまり多くありません。 しかし、少し上達して逆エッジを練習するようになったり、レールやBOX、ジャンプに挑戦する場合にはヒザのプロテクターは必須です。
例えば「ジブ」ではレールの上を滑走しますが、この時ボードコントロールを間違えるとレールに膝を強打することも。それが原因で骨折してしまうと、そのシーズンはもうスノーボードの練習は出来ません。 そんなケガを未然に防ぐために効果的なヒザプロテクターが、「KNEE PAD-PORON XRD」。
スリムなフォルムが特徴的で、スキニータイプのパンツの中でも違和感なく装着することができます。 パッド部分は軽くて柔らかい素材でありながら高い衝撃吸収力を持った高性能。 通気性も抜群なので、蒸れやすいヒザ周りでも不快感なく装着していられます。
KNEE PAD-PORON XRDの詳しいスペックはこちら
『ボディ』や『手首』など、その他のスノーボードプロテクター
これまで見てきたスノーボードプロテクターはヒジやヒザ、ヒップなど転倒時につきやすい部分を守るプロテクターでしたが、それ以外の部位を守り安全なライディングをサポートしてくれるプロテクターもあります。
『ボディ』を守るスノーボードプロテクター
上達するにつれてライディングのスピードも上がっていくもの。スピードが出た状態で勢いよく転倒すると、上半身を強く打ってしまうことがあります。 そんな時に安心なのが、ボディを守るプロテクター。 動きづらくなるようなイメージがあるかもしれませんが、「ベスト型」なら肩周りは自由に動きつつ、背中やあばらをしっかりガードしてくれます。
おすすめは「CHOKIPAD-XRD」。衝撃の90%を吸収する『XRD(R)』を素材に使ったパッドが、上半身を広範囲にわたってカバーしています。
『頭部』を守るスノーボードプロテクター
ライディングで後ろに転んだ時に、勢いあまって後頭部を強打してしまうことがあります。そんなリスクから守ってくれるのは頭部を守るプロテクター。
おすすめするのは後頭部に衝撃吸収パッドを内蔵した「RANGER-XRD」です。 スリムで軽く、お気に入りのニットの下に装着しておくことができます。 生地が口元もカバーしているので、保温性能も抜群! 一見すると息苦しそうにも見えますが、ポリエステル製で通気性は抜群です。
『手首』を守るスノーボードプロテクター
ライディング中に転んで手をつくと、手首に全体重が乗ってけがをすることはかなり多いです。一度痛めてしまうとクセになってしまうこともあるので、特に保護しておきたいところ。
そんな手首を守るプロテクターでおすすめは「WRIST PROTECTOR」。 手のひらだけでなく、手の甲もカバーすることで手首をしっかり固定します。 パイプグローブなど薄手のグローブの上から装着しても違和感のない、スタイリッシュなフォルムが魅力的。サマーゲレンデや人工芝、ジャンプの練習施設では特に必須ですね。
本記事でご紹介したスノーボード用のプロテクターは、すべてeb’sブランドのアイテムです。スノーボードに必要なアクセサリーや便利なケースから小物まで取り揃えて、子供から大人まで幅広いスノーボーダーから愛用されているブランドです。
長く安全にスノーボードを続けていくためにも、プロテクターは必須。 上達していくほど技の難易度は上がり、リスクも上がっていくものです。 しかも、「プロテクターを装備している」という安心感から思い切った滑りにチャレンジできるようになり、プロテクターを付けていることで上達が早くなることもあります。
できるだけ早い段階でプロテクターを揃えて、思いきりライディングできる環境を作ってみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人

GOLGODA SURF&SNOW代表取締役 廣瀬 貴之
サーフィンやスノーボードを通じて感動と感謝の気持ちを伝えていければとの思いを胸に、”今までにないサービスの創造を追求し、お客様を満足させること、お客様に感動を与えることをモットーに魅力的なサーフショップ、スノーボードショップ創り”を目指して頑張っていきますので、宜しくお願い致します。
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