COLUMN

2019.11.14

カービングの基本姿勢!上達するコツや練習方法を教えます

スノーボードの基本中の基本であるカービングターンというターンについて、初心者でもできるようにやり方のコツや練習方法などを重心と姿勢に焦点を当てて解説したいと思います。

スノーボード初心者の方へ、安心してください!
これを実践すればスノーボード初心者のあなたでも簡単にカービングターンができるでしょう。

基本姿勢(重心や角度、アングルなど)

カービングターンに欠かせない基本姿勢をご紹介します。

基本姿勢

まずは、ボードの真上に立ちます。
次に顔だけ、進行方向に向けましょう。
次に足首、ヒザを曲げて、体重を真下に落とすように意識しましょう。
自分が駒になったイメージで頭の先からボードの中央に、きれいに軸ができているとパワーの伝達がスムーズになります。
両手は軽く広げましょう。
こうすることで、やじろべえのようにバランス幅が上がります。

重心

カービングには、ボードのエッジを雪に食い込ますための荷重、さらにはエッジの角度を付けるエッジングが必要になります。
トゥサイド(つま先側)とヒールサイド(かかと側)の重心の姿勢で違いがあります。
トゥサイド(つま先側)のコツとしては、スネを雪面に押しつけるような感覚です。
自然にヒザと足首が曲がって、強い荷重、強いエッジングを得ることができます。

角度

ヒールサイドのコツは、前足のつま先を胸の方に引き付けることです。
こうすると、足首がロックしたような状態で固まり、強いエッジングができます。

NG例

よくありがちなミスとしては、お尻を出したような姿勢になること。
姿勢を低くする意識としては腰をボードの真上に落とすイメージです。
お尻を出した姿勢では、自分の体重がお尻側に逃げてしまって体重をボードに乗せていくことができません。
上半身は起こしてあまりお尻を出さないように意識しましょう。

プロが教えるコツ3つ

GOLGODAのプロボーダーが、カービングがうまくなるコツをお伝えいたします!

プロが教えるコツ その1

斜滑降して、自分の滑った跡を見ましょう!
キレていればターン弧は鉛筆の線のように細くなるし、ズレていれば太い線になってしまいます。

プロが教えるコツ その2

「J」の字を描くように滑ってみましょう!
カービングターンに必要なエッジング、荷重が必要になるので、とても良い練習になります。
斜滑降から徐々にJターンができるようにしましょう。

プロが教えるコツ その3

グラブをしながらターンをしてみましょう!
ターンする時に板を掴みながら滑ることです。

カービングが上達する練習方法

プロが教える3つのコツを意識した上で、さっそく練習してみましょう!

1:斜滑降

カービング斜滑降のやり方 -トゥサイド-

斜滑降は、最もてっとり早くカービング感覚をつかむことができます。つまりカービングターンの入り口とも言える滑り。
最初、助走を取るところでは、板を走らすためにちょっとだけ縦に(谷側へ)滑らせ、あとは斜面を横切るように滑ります。

まずはフォールライン(谷側)に向かって加速。
ヒールサイド(カカト側)つま先を引き上げてしっかりとエッジの角付けをし目線を進行方向へ送り続け最後は、斜面を上がるように山側を目指します。

トゥサイド(つま先側)では身体が内傾し斜面側に倒れやすいので、しっかりと上半身を起こすように意識し、スネを雪面に押し付けるイメージで!
こうすることで、しっかりとヒザと足首が曲がり、カービングに必要な角付け(エッジング)ができます。

2:Jターン

スノーボード 斜滑降とJターン

徐々によりボードの先落としを行い、スピードを出せるようにしよう。
そして、最終的には山側へ駆け上がるぐらいにJの字を描けるようなターン個になれば、カービングターンに必要なキレ味はより一層強化されます。
カービングターンに必要なエッジング、荷重が必要になるので、とても良い練習になります。
ヒールサイド(カカト側)もトゥサイド(つま先側)も同じようにできるまで練習してください!

3:グラブターン

グラブターンのやり方

ターンする時に板を掴むということは、板を立てなければいけません。
板が経っているという事は、カービングに必要な角付け(エッジング)ができる。
グラブすることができれば、「板が立ってる=エッジの角付けができている」ということになるので、カービングの基本はバッチリです。
板をつかむためには姿勢を低くする必要もあるので、姿勢や重心の練習にももってこいです。
はじめは難しいと思うので、掴もうとする意識だけでも、十分です。

バックサイドターン(カカト側)にカービングする時、インディーの場所(両足の間のトゥーエッジ)を右手で掴むようなイメージでターンしてみます。
そうすることによって、板が立ち、正しい姿勢でカービングすることができます。

フロントサイドターン(つま先側)にカービングする場合は、メランコリーのグラブ位置(両足の間のヒールエッジ)を左手で掴むイメージでターンします。
こうすることで、姿勢やエッジングを意識しなくても、自然にカービングができるようになります。
自分はこの練習でカービングができるようになりました。

この記事を書いた人

GOLGODA SURF&SNOW代表取締役 廣瀬 貴之

サーフィンやスノーボードを通じて感動と感謝の気持ちを伝えていければとの思いを胸に、”今までにないサービスの創造を追求し、お客様を満足させること、お客様に感動を与えることをモットーに魅力的なサーフショップ、スノーボードショップ創り”を目指して頑張っていきますので、宜しくお願い致します。

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