COLUMN

2019.11.20

カービングに適したビンディングとは?種類・セッティングを紹介

ライディングスタイルに合わせてスノーボードとビンディング(バインディング)を取り付けることをセッティングと言います。

スノーボードはビスでビンディングを取り付けるため、自分でセッティングを調整しやすくできています。
ビンディングの取り付け位置や角度を変えて、体格、レベル、滑りのスタイルに対応させます。
セッティング次第で滑りやすさが変わり、スノーボードの上達にも大きく影響します。

セッティングは難しいものではなく、簡単にできます。
ビンディングのセッティングだけで上達することもあるのでおすすめです。
今の自分に合ったセッティングを探してみてください。

 

ビンディングとは?

ビンディングはボードとブーツを固定する器具です。
ビンディング・バインディングと2種類の呼び方がありますが、どちらの名称も正解です。

英語表記のバインディング(Binding)がスノーボードではよく使われる表記ですが、ビンディングでも間違いではないんですね。
英語ではBinding(バインディング)。
一方で、ドイツ語ではBindung(ビンドゥング)と発音します。
英語とドイツ語が混同して生まれたのがビンディングなんです。

種類の違いは?

ビンディングにはいくつか種類があります。
一般的に使われているタイプからメーカー独自のワンタッチ構造のものまで幅広い種類があります。

ストラップ型ビンディング

一般的によく使われているタイプのビンディングでストラップでしっかり足をホールドしてくれます。
種類も豊富です。

クイックエントリー型ビンディング

スムーズな着脱ができるのでリフトから降りてすぐに滑ることが出来ます。
なんといっても素早い着脱が魅力的です。
一部のブランでしか採用されていないので、種類が少ないのがデメリットです。

ステップイン・ステップオン

ステップイン・ステップオンシステムは、ブーツをビンディングに乗せるとロックされるワンタッチタイプのビンディングです。
ステップオンはバートン独自のビンディングシステムとなります。

セッティング方法

スノーボードは、体型・レベル・滑り方に合わせて、両足の幅や角度などを自由に変えることができます。
セッティングのポイントは次の5つです!

①スタンス
②スタンス幅
③アングル
④センタリング
⑤バインディングの調整

①スタンス

スノーボードのスタンスとは、滑る向きのこと。
左足を前にして滑ることをレギュラースタンス、右足を前にして滑ることをグーフィースタンスと呼びます。
スタンスによってバインディングの取り付け方が変わりますので自分がどちらか確認しましょう。

②スタンス幅

左右のバインディングの中心から中心までの距離の事。
スタンス幅を広く設定すると、安定感が出るかわりに、足に負担がかかり疲れやすくなります。
逆に、狭いスタンスはボードに力を伝えやすくターンが楽になりますが、フォームが棒立になりがちで不安定になります。
スタンス幅の基本は肩幅ぐらいといわれますが、自分が滑りやすいと感じる幅が正解なので、特に決まりはありません。

スノーボードには、メーカー推奨しているバインディングの取り付け位置があります。
まずはこの位置にバインディングを取り付け、実際にボードに乗りカービングやターン、オーリー、ジャンプをしながら調節していくのがおすすめです。

③アングル(角度)

バインディングをボードに取り付ける角度をアングルといいます。
ボードに足が垂直になった状態が0度です。
つま先を進行方向に向けるとプラス、後方にふるとマイナスと覚えておいてください。

アングルはビンディングのディスクプレートを回して3°刻みで自由に調整できます。

角度は人によって好みが分かれ、ジャンプ、ジブ、パイプ、パーク、地形遊びやカービング、フリーラン、パウダーなど、滑りのスタイルごとにおおまかに乗りやすい設定があります。

初心者の最初の目安としては、前足を+15度~18度、後ろ足を+3~6度の角度(ノーマルスタンス)に設定し、乗り味を確認しながら微調整していくのがおすすめ。
つま先が両方外に向いている(後ろ足がマイナスアングル)ガニ股の状態をダッグスタンスと呼びます。
スイッチスタンスになるグラトリやジブ、パーク、フリースタイルに適しています。
ノーマルスタンスの角度を更にプラスに向けると、スピードに強くカービング向けになります。
ディレクショナルボードやパウダーボードにおすすめなセッティングです。

レベルやスタイルに応じたセッティング例

基本となるセッティング: 前15°〜18° 後ろ0°〜6°

ビギナーからプロフェッショナルまで、オールマイティなセッティングです。
これから始める人も、スノーボードに慣れるまではこのセッティングで練習しましょう。

フリースタイル:前15°〜21° 後ろ3°〜−6°

メインスタンスを軸とし、フェイキーも取り入れたフリースタイルボードを代表するセッティングです。
ビギナーから一歩抜け出し、メインスタンスでのスピードを得たら是非トライしてください。

フリーライディング 前21°〜27° 後ろ6°〜12°

フリーランに強く、カービングやタイトなツリーランにも最適な大人のセッティング。
カービングの重心移動もスムースにでき、滑り慣れた圧雪バーンも気持ちよさも変わるはずです。

パークスタイル 前9°〜15° 後ろ0°〜−12°

ダックスタンスのセッティングで、トリックを意識した滑りを求める人におすすめです。
スイッチスタンスでもスノーボードしたいパークライディングにも適したスタンスです。
グラトリ、ジブやプレス系の技もしやすく、リカバリーもこのスタンスだと簡単にバランスを取ることができます。

④センタリング

ブーツを履いてボードに乗った時、重心がボードの中心にくるようにバインディングの取り付け位置を調整する作業をセンタリングといいます。

バインディングをビスで固定したらブーツを装着し、つま先やカカトがボードから極端にはみ出ていないか確認します。
例えば、つま先、カカトのどちらかが極端にはみ出でいると、ボードを傾けたときに雪面に引っかけてしまいます。
はみ出しは、ディスクプレートのビス穴の位置を変えて解消できます。
この調整をセンタリングといいます。

⑤バインディングの調整

ブーツとバインディングを合わせて、バインディングの各所を調整します。

ストラップ

トゥー(つま先)とかかと(アンクル)ストラップの長さも調整

ハイバックの傾斜(フォワードリーン)を調整

前に倒して前傾姿勢を取りやすくするセッティングわずかな角付けでエッジが立てられ、クイックな動きが可能になります。
ツインチップの場合は、両方とも起こすか、少し入れる。
ディレクショナル(フリーライド、カービング)の場合、前は起こし後ろのハイバックは倒す。
パウダーボードではディレクショナルと同様のフォワードリーンにする場合が多いです。

ローテーション

ハイバックの位置を右や左にずらずのが「ローテーション」。
ハイバックができるだけエッジと平行になるよう付け直します。
こうすると、力のロスが軽減されヒール側にボードを傾けたときパワーが伝わりやすくなります。
カービングやターンに効果が出ます。
またローテーションにはスタイルを出しやすくする効果もあります。
足を突き出しやすくなる(ポーク)などしやすくなり、主にダッグスタンスのセッティングにハマります。

ここまで細かい調整をする人はそれほど多くありませんがおすすめの調節ですので是非試してください!

セッティングにはルールはないのでビンディング調整やスタンスセッティングを試しながら、コンディションや遊び方に合った自分のスタイルに合うように調節していきましょう!

自分に合ったセッティングが分からない、プロのライダーはどうしているの?と気になったらお気軽にご来店ください。
GOLGODAではセッティングのアドバイスは無料で行っています。
この機会にぜひ店舗へもお越しください!

この記事を書いた人

GOLGODA SURF&SNOW代表取締役 廣瀬 貴之

サーフィンやスノーボードを通じて感動と感謝の気持ちを伝えていければとの思いを胸に、”今までにないサービスの創造を追求し、お客様を満足させること、お客様に感動を与えることをモットーに魅力的なサーフショップ、スノーボードショップ創り”を目指して頑張っていきますので、宜しくお願い致します。

COPYRIGHT (C)2019 GOLGODA ALL RIGHTS RESERVED.
COPYRIGHT (C)2019 GOLGODA ALL RIGHTS RESERVED.