COLUMN

2019.11.20

スノボ板のメンテナンス!ワックスのかけ方・ダリング方法【初級編】

スノーボードのメンテナンスを気にしたことはありますか?
メンテナンスの仕方ががわからないとか、道具がないからという理由で手を付けたことがない人もいるかもしれません。
ここでは、ワックスのかけ方やダリングの仕方などスノボ板が雪の上をよく滑るためのアドバイスをお伝えしたいと思います!
初心者でも簡単で時間も手間もかからないので安心ですよ!

ワックスのかけ方初級編

いつでもどこでも、これさえあれば簡単に自分でワックスOKという簡易セットで説明したいと思います。

1:リムーバーを使って板をクリーニングする

リムーバー(汚れ落とし)を使うことで、油汚れなどを落とすことができます。
ソールにリムーバーをたらして、ペーパーなどで拭くだけでOK!

2:ワックスを塗る

汚れを落としたら、次にワックスを塗ります。
簡易ワックスは先端にスポンジが付いていてソールに押し付けるとジュワッとワックスが出てきますので、そのままボード全体に塗り広げます。

3:コルクで擦る

コルクでソール全体を擦り、ソールが摩擦で熱を持つぐらいワックスを擦り込みます。
摩擦熱で溶けたワックスがソールに染み込みます。
ソール全体がピカピカに光るくらいにがんばって擦りましょう!

4:板をブラシィングする

コルクでワックスを擦り込んだら、最後にナイロンブラシでソール全体の仕上げをします。
ソールにある溝(ストラクチャー)から、不要なワックスを取り除くことができ、板がより滑りやすくなります。
車のタイヤの溝と同じで水はけを良くするイメージです!

ニューボードのメンテナンス

スノーボードを買ったら初めに行うメンテナンス「ダリング」をご存知ですか?
意外とダリングをしていないボードを見かけますので、メリットとやり方について解説していきます。

1:ダリングとは?

ボードの余分なエッジを削り落とす作業のことです。

ノーズとテールのロッカー部分にある、実際の滑走には使わない不要なエッジの角を丸める作業をします。
必要以上にエッジが尖り過ぎていたり、余分な部分が尖っていたりすると、ボードのコントロールが難しくなり、逆エッジなど不要な転倒を引き起こす原因になります。
また、万が一他人と接触してしまった時や、自分自身が不意に転倒してしまった時なども大変危険です。
危険回避の意味でも、必ずこの部分のダリングはします。
使わないエッジですので、なんとなく丸まったかなぁぐらいで難しいことは考えなくて大丈夫です!

2:ダリングの方法

ボードの有効エッジよりも外側の反り上がったロッカー部分のエッジを削ります。
ボードの上にファイルを置いて、エッジが接しない部分を目安にします。
ゴリゴリ削るイメージではなく一定方向に同じ角度のままスーッとファイルをなぞるイメージです。
30度ぐらい、45度ぐらい、60度ぐらいと角度を変えながら均一にエッジの角を落とすイメージです。

最後にエッジのサビ取りに使う「ラストリムーバー」で擦って、ファイル掛けで残ったギザギザを取り、キレイに仕上げます。
ラストリムーバーがない場合は、紙ヤスリでもOKです。
ラストリムーバーは、エッジのサビ部分を消しゴムのように擦って取り除く道具で、エッジを簡単に磨ける便利グッズです。

3:まとめ

有効エッジをいじるような作業は、自分では難しいですが、今回紹介したダリングは、実際には使わない不要なエッジを削る簡単な作業なので、気軽に自分でできます。
こういう作業を面倒くさがらずに自分でやることで、少しずつボードに愛着が沸いていくと思います。

有効エッジの角度を調節(ビべリング)は簡単な作業ではありません。
NEWボードの滑走性にさらなる「もっと」を求める人は、GOLGODAのチューンナップにまかせることをオススメします。

GOLGODAの実店舗の詳細についてはこちらから

シーズンオフの保管方法

「めんどくさいから、いいや」と思って半年も放置すると・・・まったくの別もの板に変わってしまいます。
半年以上、鉄をを放置してたらサビだらけになってしまうのと同じで、スノーボードのソールも酸化してケバケバになってしまいます。
シーズンオフのスノーボードの保管方法について説明します。

1:まずはビンディングを外しましょう。

「板の変形」を防ぐためにビンディングを外す。
板とビンディングを固定しているねじの引っ張る力がオフシーズンの間ずっと加わり続けると・・・・、
板がその引っ張る力につられて形を変えてしまいますので要注意です!!

2:リムーバーもしくはクリーニングワックスを使って板をクリーニングする

3:滑走面の酸化防止のためにワックスを塗る

滑走面の酸化防止のポイントは、ワックスも何も塗られていないソール面を空気に触れさせないことです。

初心者におすすめ

板の汚れ落としとベースのワックス掛けが一度にできる一石二鳥の2Wayクリーナー。
要は、板をワックス無しで放置しないということです。

 

普段からホットワックスを行っている方は滑走面の保護のためワックスを厚塗りした状態で保管するようにしましょう。値段の安いベース用で構いません。
手順は通常のワクシングと同じです。固形ワックスを塗ったら塗りっぱなしにしてください。
スクレーパーでワックスを取る必要はないです。むしろスクレーパーをするとせっかく滑走面を保護するために塗ったワックスを取ることになるので逆効果です。
エッジには専用のさび止めを塗っておきましょう。
保管場所は、屋内で直射日光の当たらない場所に保管するようにしましょう。

GOLGODAにメンテナンスを頼んでみる

ここまで色々と保管方法について説明してきましたが、「自分じゃ面倒でやってられない!でも板も大切にしたい!」というわがままな方にGOLGODAで解決する方法を紹介します。

1:ノーマルチューン

●チューンナップ内容
ソールサンディング エッジ研磨 エッジ防錆加工 機械ワックス

●おすすめPoint
ソールに大きな傷が無いボードはノーマルチューンでOKです。

2:リフレッシュチューン

●チューンナップ内容
ソールサンディング エッジ研磨 ソールリペア エッジ防錆加工 機械ワックス
ノーマルチューンにソールのリペアが必要なチューンナップです。

3:ハイクオリティーチューン

●チューンナップ内容

ソールサンディング エッジ研磨 ソールストラクチャー エッジ防錆加工 機械ワックス
リフレッシュチューンにソールストラクチャー加工をプラスしたハイスペックチューン

●おすすめPoint
スノーボードのストラクチャーの効果、水はけ(水分を効率よくコントロール)を良くするためにソールに溝を彫る加工になります。
一般的にななめクロス、ウエーブ、ツリーなどがあります。
春先とか室内スキー場とかで水分の多い雪だと効果テキメンです。
また、回りの人がひたすらスケーティングしているような斜度のないようなところでも、スーィーと全く問題なく滑っていくスノーボーダーの板にはたいていストラクチャー加工がしてあります。
春まで滑るっていう頑張り屋さんはぜひ入れてみてください。

この記事を書いた人

GOLGODA SURF&SNOW代表取締役 廣瀬 貴之

サーフィンやスノーボードを通じて感動と感謝の気持ちを伝えていければとの思いを胸に、”今までにないサービスの創造を追求し、お客様を満足させること、お客様に感動を与えることをモットーに魅力的なサーフショップ、スノーボードショップ創り”を目指して頑張っていきますので、宜しくお願い致します。

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