スノーボードの板選びにおいて、長さは滑りやすさや操作性に大きく影響します。特に初心者の方は、自分に合った適切な長さの板を選ぶことで、上達のスピードや楽しさが格段に向上します。今回は、GOLGODAのInstagramリール(@golgoda13_nagoya)で紹介された内容をもとに、スノーボード歴20年以上のプロの視点から、板の長さ選びのポイントを詳しく解説します。
板の長さ選びの基本
スノーボードの板の長さは、一般的に「身長から15cm前後引いた長さ」が目安とされています。例えば、身長170cmの方であれば、155cm前後の板が適切とされています。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、体重や滑走スタイル、技術レベルによって最適な長さは変わってきます。
長さによる特徴と選び方
長めの板の特徴
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安定性が高い:高速滑走時や荒れた斜面でも安定感があります。
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直進性が強い:ターンよりも直滑降を重視する方に適しています。
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パウダーでの浮力が高い:深雪での滑走に向いています。
短めの板の特徴
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操作性が高い:ターンやトリックがしやすく、初心者にも扱いやすいです。
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軽量で取り回しが良い:ジャンプやスピンなどのトリックに適しています。
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低速でも扱いやすい:緩斜面や初心者コースでの滑走に向いています。
体重と板の長さの関係
板の長さ選びにおいて、体重も重要な要素です。体重が重い方は、板にかかる荷重が大きくなるため、適切な長さとフレックス(板の硬さ)を選ぶことで、板の性能を最大限に引き出すことができます。逆に、体重が軽い方が長すぎる板を選ぶと、操作が難しくなる場合があります。
滑走スタイル別のおすすめ長さ
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フリーライド(高速滑走やパウダー):やや長めの板(身長から10〜15cm引いた長さ)がおすすめ。
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フリースタイル(パークやトリック):やや短めの板(身長から15〜20cm引いた長さ)がおすすめ。
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オールマウンテン(全般的な滑走):標準的な長さ(身長から15cm引いた長さ)がおすすめ。
まとめ
スノーボードの板の長さ選びは、身長や体重、滑走スタイル、技術レベルなどを総合的に考慮することが重要です。初心者の方は、操作性の高い短めの板から始めることで、スムーズに上達することができます。また、経験を積む中で、自分のスタイルや好みに合わせて板の長さを調整していくのも良いでしょう。
GOLGODAでは、豊富なラインナップの中から、あなたに最適なスノーボードを見つけるお手伝いをしています。ぜひお気軽にご相談ください。
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